【指導者紹介】
初めまして。
ラボ・テューターの中原 美香子です。
私が初めてラボ・パーティ(以下ラボ)に出会ったのは2016年のことでした。
友人の子供たち(ラボっ子)の素晴らしさを見て純粋に、「我が子もこんな風に育ってほしいなぁ」という気持ちで第一子の入会を決めました。
それから第二子も加わり、ラボとテューターが大好きになった我が子たちですが、2020年にUターンをすることになりました。
ラボのクラスは全国にあるので引っ越しても続けるつもりでしたが、なんと近くにはラボのクラスがありませんでした。
どうしようかと悩んでいるとき、同じ思いを持つ仲間に出会い2020.12中原パーティを開設しました。
どうしてもラボを続けたかった理由は、まず子供たちがラボを大好きだったことです。
そして、ラボならではの活動がたくさんあること。
ラボの活動は主にテーマ活動といわれる英語と日本語での劇活動、それに交流です。
小道具を一切使わず身体だけで表現するテーマ活動を初めて見たときの衝撃は今でも覚えています。
私はテューターになるための研修で大学生と一緒にテーマ活動をしました。
役が決まったら英語と日本語でセリフを覚えます。
覚えたつもりでも動きを足すと忘れてしまうのでなかなか大変です。
そうして覚えた英語は時間が経っても忘れないもので、同じような場面に遭遇したときにさっと引き出せるものになっているのです。
また、物語について皆でとことん話し合うとき、少数意見をうやむやにすることがないのです。
だからこそ、どんな考えも受け入れられるのだという安心感がありました。
そんな中にいると発言する楽しさが生まれてくるのです。
異文化を受け入れる、多様性に目を向けるなどと改めて唱える必要がそこにはありませんでした。
皆でやり遂げた達成感もそれはそれは素晴らしいものでした。
こんなことを小さな頃から繰り返しているラボっ子たち、うらやましい!なんて思いました。
そしてもっとたくさんの子供たちに経験してほしいと心から思いました。
小学生ではキャンプに参加、中学生ではホームステイに、高校生ではシニアメイトとしてキャンプの司会進行、大学生では様々な活動の企画運営をする機会などがあります。
地区のイベントでは小さな子供たちがさらに小さな子を引っ張っていったりすることも。
ラボではいつも子供たちが主体となって活動をしていくのです。
こういった様々な活動を通して、英語力だけではなくコミュニケーション能力や企画、運営力などがつき、未来を生きる力となります。
まだうまれたばかりの小さなパーティですが、子供たちの「楽しい!学びたい!もっとよくなりたい!」という気持ちに寄り添う、よきサポーターでありたいと思っています。
中原 美香子